4月26日~28日 屋久島旅行
未踏の地、九州は東の屋久島へいった。
朝一番、セントレアから鹿児島空港へと、快晴の空を南下する。鹿児島空港のバスターミナルには無料の足湯があり、さっそく靴をぬいで浸かった。せわしないイメージのある空港でひたる足湯は、日常からきりはなされた感覚がしておつだ。
空港からはリムジンバスで鹿児島港へゆく。なにがリムジンかわからない、ごく普通のバスだった※。およそ1時間バスにゆられ、到着しておりると、目の前がフェリーのりばだった。近いなっ。※空港からの送迎バスをリムジンバスというのですね(汗)
空港⇔港間の交通手段はなんども調べたが、どうやらおなじルートで空港へ帰る便はない様子。需要がないのかな、不思議だ。
フェリーのりばは思いのほかにぎわっていた。ちなみにここの食堂で食べたラーメンが、今回の旅行で1番か2番かというくらいおいしかった(笑)
港から屋久島へ船で渡る。行きは高速ジェット船ロケット、帰りは同じくトッピー。高速ジェット船は横ゆれがすくないとのことで、船酔いしなかったことのないわたしは、もしかして酔わずに船にのれるかなと……、まぁすこしワクワクしていた。しかし海が荒れていたせいかか、はげしい縦ゆれと、ジェットコースターのような浮遊感が10秒おきに襲ってくるありさまで……、胃にきて酔った。船に弱いひとはやはり期待しないのがよかろぅと思う。
屋久島の宮之浦港につくと、そこは晴ればれとした初夏の南の孤島であった。下船する多くのひとたちは、登山靴あるいはそれに類する靴をはき、背中にリュックを背負っていた。縄文杉を拝むぞ、というオーラをみなぎらせていた。
睡眠不足が解消されたわたしも、マンガでいうなら「遊ぶぞ」という書き文字が、全身からニョキニョキでていたに違いない。
朝一番、セントレアから鹿児島空港へと、快晴の空を南下する。鹿児島空港のバスターミナルには無料の足湯があり、さっそく靴をぬいで浸かった。せわしないイメージのある空港でひたる足湯は、日常からきりはなされた感覚がしておつだ。
空港からはリムジンバスで鹿児島港へゆく。なにがリムジンかわからない、ごく普通のバスだった※。およそ1時間バスにゆられ、到着しておりると、目の前がフェリーのりばだった。近いなっ。※空港からの送迎バスをリムジンバスというのですね(汗)
空港⇔港間の交通手段はなんども調べたが、どうやらおなじルートで空港へ帰る便はない様子。需要がないのかな、不思議だ。
フェリーのりばは思いのほかにぎわっていた。ちなみにここの食堂で食べたラーメンが、今回の旅行で1番か2番かというくらいおいしかった(笑)
港から屋久島へ船で渡る。行きは高速ジェット船ロケット、帰りは同じくトッピー。高速ジェット船は横ゆれがすくないとのことで、船酔いしなかったことのないわたしは、もしかして酔わずに船にのれるかなと……、まぁすこしワクワクしていた。しかし海が荒れていたせいかか、はげしい縦ゆれと、ジェットコースターのような浮遊感が10秒おきに襲ってくるありさまで……、胃にきて酔った。船に弱いひとはやはり期待しないのがよかろぅと思う。
屋久島の宮之浦港につくと、そこは晴ればれとした初夏の南の孤島であった。下船する多くのひとたちは、登山靴あるいはそれに類する靴をはき、背中にリュックを背負っていた。縄文杉を拝むぞ、というオーラをみなぎらせていた。
睡眠不足が解消されたわたしも、マンガでいうなら「遊ぶぞ」という書き文字が、全身からニョキニョキでていたに違いない。
メナード美術館 四季の彩り
所蔵企画展。四季――とりわけ春をテーマにした作品の紹介。
・企画展の感想
この季節なので当然といえば当然の企画だけれど、もうすこし特別な視点があってもよいと思った。人はまばら。落ちついて鑑賞できた。
・立ち止まった作品
児島善三郎 渓流
田渕俊夫 三華繚乱
尾形乾山 色絵椿文向付 ≪陶器≫
鈴木蔵 織部大皿「春」 ≪陶器≫
もし自分の家に飾るとしたら、今日見たすべての中で、だんぜん「渓流」がいい。この絵を飾れたら、わたしの部屋はやさしくもならず、美しくもならず、感情を刺激するような雰囲気は生まれず、ただ単に品位のみクラスチェンジすると思う。このばっさりした絵画の存在感だけで、Bの部屋はAの部屋になり、Aの部屋はSの部屋になり、他のパラメータをいじらないままグレードアップする。と、思う。「渓流」が今日のヒットだった。それからもうひとつ、「織部大皿『春』」も垂涎ものだった。ハッキリ言ってわたしはあの皿が欲しい(笑) 手元において撫でまわしたい。あの色、あのツヤ、あの厚味、なにより安心するライン。情緒に安定をもたらす皿だ。「色絵椿文向付」にはアイスをいれて、緋毛氈の上で食べたい。「三華繚乱」からは、繊細というものをつきつめたあげくここまでやりましたという意気が感じられ、頭がさがる。他、安井曽太郎の「果物図(柿と林檎)」は相変わらずおいしそうでよかった。ジョルジュ・ルオーの「女曲馬師」は一巡目でピンと来たのに、二巡目でダメだった作品。一巡目によく見ておけばよかった。ピカソの「静物=ローソク・パレットと牡牛の頭」はタイトル通りのちんぷんかんぷんだけど、今日はすごく気にいったのでメモしておく。
次回
四月二十四日~六月二十七日 パスキンとパリを愛した画家たち -北海道立近代美術館コレクションを中心に-
明日、渕俊夫さんの記念講演会なんだ……。行きたかったな、仕事がなければ。
・企画展の感想
この季節なので当然といえば当然の企画だけれど、もうすこし特別な視点があってもよいと思った。人はまばら。落ちついて鑑賞できた。
・立ち止まった作品
児島善三郎 渓流
田渕俊夫 三華繚乱
尾形乾山 色絵椿文向付 ≪陶器≫
鈴木蔵 織部大皿「春」 ≪陶器≫
もし自分の家に飾るとしたら、今日見たすべての中で、だんぜん「渓流」がいい。この絵を飾れたら、わたしの部屋はやさしくもならず、美しくもならず、感情を刺激するような雰囲気は生まれず、ただ単に品位のみクラスチェンジすると思う。このばっさりした絵画の存在感だけで、Bの部屋はAの部屋になり、Aの部屋はSの部屋になり、他のパラメータをいじらないままグレードアップする。と、思う。「渓流」が今日のヒットだった。それからもうひとつ、「織部大皿『春』」も垂涎ものだった。ハッキリ言ってわたしはあの皿が欲しい(笑) 手元において撫でまわしたい。あの色、あのツヤ、あの厚味、なにより安心するライン。情緒に安定をもたらす皿だ。「色絵椿文向付」にはアイスをいれて、緋毛氈の上で食べたい。「三華繚乱」からは、繊細というものをつきつめたあげくここまでやりましたという意気が感じられ、頭がさがる。他、安井曽太郎の「果物図(柿と林檎)」は相変わらずおいしそうでよかった。ジョルジュ・ルオーの「女曲馬師」は一巡目でピンと来たのに、二巡目でダメだった作品。一巡目によく見ておけばよかった。ピカソの「静物=ローソク・パレットと牡牛の頭」はタイトル通りのちんぷんかんぷんだけど、今日はすごく気にいったのでメモしておく。
次回
四月二十四日~六月二十七日 パスキンとパリを愛した画家たち -北海道立近代美術館コレクションを中心に-
明日、渕俊夫さんの記念講演会なんだ……。行きたかったな、仕事がなければ。
メナード美術館 リニューアル
メナード美術館が改装工事を終え、リニューアルオープンしました。
1年前の話ですが(笑)
ようやく本日、機会にめぐまれ、約2年ぶりに訪れました。

駐車場をけずり

本館むかって右手に、別館が建ちました。すてきな色のわりに形がいまいちなのはなぜだ。
メナード美術館の好きなところは、作品量のほどよさ。展示室は、1部屋増えて4部屋になりました。最後の一室は常設展用なのかな? 美しい中庭が半分消えてしまったのは残念です。

地味にうれしかったこと。重かった正面の扉が軽くなったこと(笑)
1年前の話ですが(笑)
ようやく本日、機会にめぐまれ、約2年ぶりに訪れました。

駐車場をけずり

本館むかって右手に、別館が建ちました。すてきな色のわりに形がいまいちなのはなぜだ。
メナード美術館の好きなところは、作品量のほどよさ。展示室は、1部屋増えて4部屋になりました。最後の一室は常設展用なのかな? 美しい中庭が半分消えてしまったのは残念です。

地味にうれしかったこと。重かった正面の扉が軽くなったこと(笑)
ウィンブルドン2009
正直、フェデラーがあっさり勝ちを攫ってゆくものと思っていたのだが――(゚ロ゚)!!
.
ナダルがウィンブルドンを欠場すると聞いた時
不思議と「ああ、そういうものだよな」と思った。
変な云い方だけれど、これが小説なら
当然そうあるべきだなと思ったのだ。
過剰な期待をかわす神様の巧みな仕業にほっとしたと言える。
だから今年は当然ながらフェデラーの応援で
サービスエース! リターンエース! 鮮やかなプレーの数々!
圧勝、完勝 やっぱり強いわねフェデラーさんは
的な展開に満足するためNHKをつけたのだ。
しかしフタをあければ、今年もまた大熱戦ではありませんか。
フルセットのうえ、最後は30ゲームにまでもつれる戦い。
展開が早いとはいえ、この「拮抗する」という感覚にはため息が出る。
わたしはこの、技術も体力も精神力もが鬩ぎあう
1対1で行うテニス独特の空気感が大好きだ。
そしてフェデラーは相変わらず鉄の男で惚れなおす。
そうだ、フェデラーが精神面で負けるはずがない。
しかしそう信じていても、それを証明するプレーが何度炸裂しても
やっぱりドキドキした。負けるのではないかと思った。
なぜならロディックまでもが鉄の精神を堅持していたからだ。
あと何時間かつづいてもおかしくない試合だった、クレイジーなゲームだった
というフェデラーのコメントには笑ってしまうが
ここ三年の決勝戦にはまったく合掌したい気分になる。
残酷な試合なんかではなかった、というロディックや
記録のためにテニスをしているのではないし、記録を破ってもテニスをする
というフェデラーのコメントには、テニスへの愛情が自然に伝わってきた。
今年の試合でますますフェデラーが好きになってしまった。
もし来年ナダルとフェデラーの決勝になったら
どちらを応援していいかわからない!!
とりあえず今年は予定(?)と違ったけれど
フェデラーの王者の笑みが見られて満足し
ウィンブルドン観戦を終える。
.
ナダルがウィンブルドンを欠場すると聞いた時
不思議と「ああ、そういうものだよな」と思った。
変な云い方だけれど、これが小説なら
当然そうあるべきだなと思ったのだ。
過剰な期待をかわす神様の巧みな仕業にほっとしたと言える。
だから今年は当然ながらフェデラーの応援で
サービスエース! リターンエース! 鮮やかなプレーの数々!
圧勝、完勝 やっぱり強いわねフェデラーさんは
的な展開に満足するためNHKをつけたのだ。
しかしフタをあければ、今年もまた大熱戦ではありませんか。
フルセットのうえ、最後は30ゲームにまでもつれる戦い。
展開が早いとはいえ、この「拮抗する」という感覚にはため息が出る。
わたしはこの、技術も体力も精神力もが鬩ぎあう
1対1で行うテニス独特の空気感が大好きだ。
そしてフェデラーは相変わらず鉄の男で惚れなおす。
そうだ、フェデラーが精神面で負けるはずがない。
しかしそう信じていても、それを証明するプレーが何度炸裂しても
やっぱりドキドキした。負けるのではないかと思った。
なぜならロディックまでもが鉄の精神を堅持していたからだ。
あと何時間かつづいてもおかしくない試合だった、クレイジーなゲームだった
というフェデラーのコメントには笑ってしまうが
ここ三年の決勝戦にはまったく合掌したい気分になる。
残酷な試合なんかではなかった、というロディックや
記録のためにテニスをしているのではないし、記録を破ってもテニスをする
というフェデラーのコメントには、テニスへの愛情が自然に伝わってきた。
今年の試合でますますフェデラーが好きになってしまった。
もし来年ナダルとフェデラーの決勝になったら
どちらを応援していいかわからない!!
とりあえず今年は予定(?)と違ったけれど
フェデラーの王者の笑みが見られて満足し
ウィンブルドン観戦を終える。
第353回 名古屋フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
<ツァラトゥストラ・シリーズ> -8- 夜のさすらい人の歌
ピアノ フィニーン・コリンズ *
ソプラノ 星川美保子 **
語り 松本宰二
指揮 下野竜也
管弦楽 名古屋フィルハーモニー交響楽団
プログラム
アダムズ ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
フォーレ ピアノと管弦楽のためのバラード嬰ヘ長調 作品19 *
シューベルト 幻想曲ハ長調 D.760 作品15 「さすらい人」 *
ベートーヴェン 劇音楽「エグモント」 作品84 全曲
序曲
クレールヒェンの歌「出陣太鼓は鳴り渡る」 **
幕間音楽Ⅰ
幕間音楽Ⅱ
クレールヒェンの歌「喜びに満ち、哀しみに満ち」 **
幕間音楽Ⅲ
幕間音楽Ⅳ
クレールヒェンの死
メロドラマ
勝利の交響曲
ソリストアンコール
シューマン ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」 作品26 より 第4曲「間奏曲」
下野竜也は腰がキレていた。ミッキーマウスがタクトを振ったら、きっとあんなカンジだ。「ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン」を聞きながら思った。
フィニーン・コリンズは音がやさしくてやわらかいので、あいにく苦手なタイプのピアニストだった。ただし「さすらい人」のラスト、アレグロのあたりの尋常ではない指の速さにはギョッさせられた。それにアンコールがあったので、好感度は無条件に上昇♪
劇音楽「エグモント」では指揮者の右手に座り、ものがたりを語るひとがいた。松本宰二氏、こちら松本幸四郎とはまったく関係なし? 口調が似ているだけか?
「エグモント」のストーリーはほんとにつまらなそうだった。現代人で日本人で女という三重苦のわたしにはまったく理解できない。あらましを聞いただけなのに、主人公エグモントが心底きらいになった。自分の感受性はちと極端かもしれない。
曲も、というより下野竜也氏の指揮もいまいちのれなかった。ピリッとしない。気がつくとぼんやり聞き流していた……という感じ。でも星川美保子のソプラノが集中をかきたててよかった。ちいさい声もよく響いていた。と、思う。聞きとりやすくて、すっきりしていて、好きな声だ。
今年はこれでおしまい。特によかったと思うのは一月のウィーン・フォルクスオーパー交響楽団や、七月の「こうもり」。今思い出しても、なにか特別な感じのするコンサートだった。
ピアノ フィニーン・コリンズ *
ソプラノ 星川美保子 **
語り 松本宰二
指揮 下野竜也
管弦楽 名古屋フィルハーモニー交響楽団
プログラム
アダムズ ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
フォーレ ピアノと管弦楽のためのバラード嬰ヘ長調 作品19 *
シューベルト 幻想曲ハ長調 D.760 作品15 「さすらい人」 *
ベートーヴェン 劇音楽「エグモント」 作品84 全曲
序曲
クレールヒェンの歌「出陣太鼓は鳴り渡る」 **
幕間音楽Ⅰ
幕間音楽Ⅱ
クレールヒェンの歌「喜びに満ち、哀しみに満ち」 **
幕間音楽Ⅲ
幕間音楽Ⅳ
クレールヒェンの死
メロドラマ
勝利の交響曲
ソリストアンコール
シューマン ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」 作品26 より 第4曲「間奏曲」
下野竜也は腰がキレていた。ミッキーマウスがタクトを振ったら、きっとあんなカンジだ。「ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン」を聞きながら思った。
フィニーン・コリンズは音がやさしくてやわらかいので、あいにく苦手なタイプのピアニストだった。ただし「さすらい人」のラスト、アレグロのあたりの尋常ではない指の速さにはギョッさせられた。それにアンコールがあったので、好感度は無条件に上昇♪
劇音楽「エグモント」では指揮者の右手に座り、ものがたりを語るひとがいた。松本宰二氏、こちら松本幸四郎とはまったく関係なし? 口調が似ているだけか?
「エグモント」のストーリーはほんとにつまらなそうだった。現代人で日本人で女という三重苦のわたしにはまったく理解できない。あらましを聞いただけなのに、主人公エグモントが心底きらいになった。自分の感受性はちと極端かもしれない。
曲も、というより下野竜也氏の指揮もいまいちのれなかった。ピリッとしない。気がつくとぼんやり聞き流していた……という感じ。でも星川美保子のソプラノが集中をかきたててよかった。ちいさい声もよく響いていた。と、思う。聞きとりやすくて、すっきりしていて、好きな声だ。
今年はこれでおしまい。特によかったと思うのは一月のウィーン・フォルクスオーパー交響楽団や、七月の「こうもり」。今思い出しても、なにか特別な感じのするコンサートだった。
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