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大相撲名古屋場所 十三日目

今年も行ってきました、大相撲名古屋場所!

横綱と琴光喜の取組を見たくて十三日目を買ったのに、朝青龍が休場であら残念……。しかし今年は昼すぎに会場入りし、幕下十両から観戦しました。土俵下で! 実はこれを楽しみにしていたんですよね、ひそかに。どうせ幕内の取組がはじまるまで席は埋まらないしと。

いやァ、土俵下で見ると迫力あるー! テンポもいい、おもしろい。一瞬の勝負が次々展開されるという感じで飽きません。

知らなかったこともいろいろ知りました。大相撲名古屋場所 十三日目_a0012059_16103715.jpg幕下の力士は、土俵のお相撲さんが所作をはじめたところで東西から入場します。十両は、そのとき桶の人にタオルを渡します。みんな審判(親方)に挨拶し、座布団に胡座をかきます。
桶の持ち手の下にはタオルを置く三カ所のスペースがあり、桶係(正式名称はわかりません)が取組の近い順に手前へ収納し、出番が来たら力士に渡し、使ったあとは桶の持ち手にかけ、最後は取組を終えた力士に返します。
北桜がむんずとつかんだ塩の量は、目に見えるほどたっぷりでした。ちなみに塩は補充します。土俵はひび割れています。


下は土俵を整える様子。大相撲名古屋場所 十三日目_a0012059_1741318.jpg彼らの背には「なとり」とか「朝日生命」とか「紀文」とか、文字がででーんと躍っています。
おかしい。
宣伝だけど笑っちゃう。
懸賞をはる永谷園もそう、「梅茶漬けの永谷園、鮭茶漬けの永谷園、ならびにわさび茶漬けの永谷園」なんて真面目に朗読されると、ついついクスッと笑ってしまうのです。
こんな、おかしくて雑多な様子が、相撲にはあっている気がするから不思議。


幕下力士の取組です。こんな角度からも見ました。大相撲名古屋場所 十三日目_a0012059_16325572.jpg土俵そばもよいけど、花道もまたよい。勝って嬉しそうなひと、負けてがっかりするひと、ゼーハーしていてるひと。
地面がすこし揺れてお相撲さんが出入りする、それを間近で見届けるのがなかなかオツなのです。
お相撲さんからはスーっといい匂いがして、何かと思ったら鬢付油の匂いみたいですね。


なにもかもが定められた通りの動きをしていて綺麗です。相撲って、神聖というより清潔なんじゃないかしら?

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幕内力士、土俵入り。そして横綱土俵入り。白鵬。

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間近で見ると、白鵬があまりに巨大でおどろきました。番付を見ると、百九十二センチ、百五十八キロもあったんですね。いやいや、これは見るからに強そう! 惚れ惚れする姿でした。

本当の席ははるか後方のイス席なので、ドキドキしてきょろきょろしていましたが(←小心者)、次第に居直ってきました。だってね、他にもいっぱいいるんだもの、席を移動しているひと!(笑) 上の写真に写っているほとんどの人は、正規のチケットを持っていないひとたちですよ。ご愛敬みたいです。

去年一昨年の教訓を活かして上着を持参しました。イス席は寒いのです。来年はあったかいお茶を持っていこうと思います。琴光喜も無事に勝って万々歳でした。



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盗み撮りした貴乃花親方。